つれづれ日和

ブログという名の備忘録。

そうだ、鎌倉へ行こう


昨日、珍しいことに
殿は昼下がりにやってきた。
あまりに私が「午前様、午前様」と騒ぐから
その意趣返しだろうか(笑)


久しぶりに、のんびりとお話ができた。
殿は、録画の「相棒」を見ながら
お酒を飲みながらだから
生返事が多かったけれど
そんなことはお構いなしに私は喋る。
うるさいと言われても喋る。
それが私なんだから殿もあきらめていることだろう。
あぁ、すっきりした。


で、今日。
朝は風が強かったけれど
お日様はたっぷりであたたかい。
うちにくすぶっているのももったいないので
殿を見送りながら
一人でぷらりとお出かけすることにした。


そうだ、鎌倉!
なぜかずっと長谷観音様にお会いしたいと思っていたので
長谷寺へ向かう。


横須賀線で、鎌倉駅。
そこから江ノ電に乗って、長谷駅へ。
江ノ電、久しぶり。
かわいい電車。
4両編成?
床は板張りだし、乗車口は狭いし、なかなか趣あり。
平日だけど、電車は混んでいる。
さすが、観光地。
(土日曜日はよく混雑のため遅延するらしい)


長谷駅から長谷寺まで歩いて10分もかからない。
いろいろなお店をのぞきながら、のんびり歩く。
ただ、遠足なのか修学旅行なのか
中学生と一緒になってしまって
そのうるさいことといったらない。
道が狭いというのに大きく横にひろっがって歩くものだから
(お前ら、Gメンか!←古っ)
すれ違うのもひと苦労。
まぁ、私だってあの頃はああして知らないうちに
周りの迷惑になっていたんだろうと、
大目に見てあげることにした。




  ねぇねぇ、長谷観音ってどこ?
  あそこに長谷寺ってのがあるよ。
  えぇ~
  違うよ、探してるのは長谷観音だよ、長谷寺じゃないよ
  とりあえず、長谷寺ってのに行ってみる?
  めんどくさいなぁ・・・
  パスして、長谷観音探そうよ


    君たち、お勉強してからくると楽しいと思うよ、と老婆心。



長谷寺に来るのは何十年ぶりだろう。
相変わらず、よきお寺。
広々とゆったり、気持ちも落ち着く。
花の季節にはさぞかし美しいお寺になることだろう。


回廊池を過ぎたところに弁天堂があり
その横に弁天窟があった。
今までまっすぐに観音様を目指すのみだったので
ここに来たのは初めてだ。
狭く、かがんで歩かなくてはならないほど天井も低く
暗い洞窟。
弘法大師参籠の地と説明にある。
窟壁には弁財天とその眷属である十六童子が彫られている。
何気なく入ったけれど、
いいものを見せてもらった。
今まで知らなかったなんて、本当にもったいないことをした。
おすすめ。



観音様は、今日もありがたいお姿だ。
お会いしとうございましたと、心でつぶやく。
手を合わせ、少し下がって見上げると
ただもうお顔を見続けてしまった。
立ち去りがたくて、ずっとそうしてた。
(はたから見たら、変なおばさん)
見ているうちに、涙は出てくるし・・
(もっと、変なおばさん)
心が妙に落ち着いてくる。
あぁ、「救い」というのはこういうものなんだなと、実感。
お会いできてよかった。


見晴らし台からは鎌倉の海と街並みが一望できる。
が、人が多すぎてうるさくて
いささか興ざめ。
中学生と外人さんに占拠されていた。


「眺望散策路」という階段があったのでのぼってみた。
急な階段。
こちらは人がいない。
道の両脇にはアジサイがたくさん植わっていて
雨の季節はきれいだろうなぁ。
息を切らしてがんばって登ってみると
やったね、眺望独り占め。
古都はよきかな。


もう少し近かったら
毎週でも来たいお寺だ。




そこから歩いて、大仏様へ。
こちらは、長谷寺以上の人出。
それも、手を合わせる人は少なく
ほとんどの人は写真撮影をしている。
インスタ映え?
大仏様も苦笑いだろうなぁ。
晶子が「美男におわす」と詠んだ大仏様。
圧倒的な存在感が衆生をお救いくださることだろう。



帰り道、ふとのぞいたガラス工房で
ウサギのガラス細工に一目ぼれ。
即、購入。
1800円。
ぷぅのくせに散財してしまった。。。




せっかくここまで来たのだから
どうせなら江ノ電を制覇しようと
今度は、江ノ電に揺られて藤沢まで行った。
実は、小学5年から高校1年まで、藤沢市民だった私。
藤沢駅は何十年ぶり。
ここは、当時の面影は全くなかった。
感傷も何も浮かばない。
ただの乗換駅になってしまった。それは、なんとなくかなしい。


そこから、東海道線で帰宅。



朝気になった風もなく
穏やかな陽気の一日。
こんな日も、たまにはいいね。
また行こう!