つれづれ日和

ブログという名の備忘録。

久しぶりに、読了


『今昔続百鬼ー雲』京極夏彦  読了


あちこちに書き散らかしているが
京極堂の大ファンである。
周りがあきれるくらい
大好きである。
シリーズを何度読み返したことか。



京極堂は大好きだけれど
京極夏彦の他の作品は読んだことがなかった。
きっと、京極ワールドのイメージが崩れるのが嫌なせいだろう。
これって、珍しいことである。
何事も形から入る私は
お気に入りの作品を見つけると
その作家さんのほかの本もそろえたくなるのだ。
本棚にそろえて並べて悦に入る
これが私流のはずなのに
京極夏彦だけはそれをしていない。
(京極堂シリーズはもちろん並んでいるが)
我ながら不思議だ。


しかし
いくら待っても京極堂最新作が出ない。
タイトルだけは知っているが
出版される気配がない。
いささか待ちくたびれていたところに
この小説を本屋で見つけた。
この作品の主人公が
端役だけれど京極堂シリーズに出てくるし
これもワールドのうちかな、と思い
読んでみることにした。
例によって分厚い文庫本。
短編(?)が4作品。


京極堂とは明らかに文体が違う。
最初は戸惑ったが
気づくと没頭していた。
さすが、京極夏彦(笑)
面白うございました。


最後のお話に京極堂が出てきたのには
驚いたけど。
(榎さんも出して!!)



話は違うが
先日、面接の時間合わせに
ブックオフをのぞいたんだけれど
京極堂シリーズが全部、一冊108円で売られていた。
文庫はほとんど108円。
経済的なんだろうけれど
なんだかすごく悲しくなった。
ものには対価というものがある。
それなりによいものには、それなりのお金を払わないと。
これでは作家さんがかわいそうすぎる。
(村山由佳の初期作品がそろえられるな、と思ったことは
ご内密にw)